中部空港の滑走路増設に7億円 24年度政府予算案
政府は22日、2024年度予算案を閣議決定し、中部国際空港(愛知県常滑市)の滑走路増設にかかる整備などに7億円を計上した。中部空港は滑走路が1本のため大規模な修繕に対応できない。現滑走路の東側に新たな滑走路を設け、補修を進める。
中部空港は27年度までに新しい滑走路の稼働を目指している。修繕が終わり、2本の滑走路が使えるようになると年間の発着回数が2割ほど引き上げられる見込みだ。中部空港の担当者は「地域の期待に応えられるように引き続き環境影響評価(アセスメント)を進めていきたい」としている。