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米沢市のスノーラーメン協会、雪の中で食べるラーメンのインバウンド対応メニューを開発!

米沢市企画調整部政策企画課
世界基準でスノーラーメンの実現へ

米沢市政策企画課が主催した米沢SDGsアカデミーへの参画実績を持つスノーラーメン協会(本部:山形県米沢市、会長/CEO:横山昭子、COO:野口光信)は、SDGsに配慮しながら“雪の中でラーメンを食べる体験”としてのスノーラーメン(R)を訴求するために、雪の中で食べるラーメンのインバウンド対応メニューを開発する講習会と試食会を開催しました。今後、スノーラーメン協会は、インバウンド観光客のみならず、米沢に居住する留学生や技能実習生など多様な訪日外国人に対しても門戸を開けるように、SDGsの観点から多様な食文化に対応した世界基準でスノーラーメン(R)を展開していきます。


インバウンド対応した世界基準のスノーラーメン
 
▼スノーラーメン協会からのメッセージ

“雪の中でラーメンを食べる体験”を訴求するスノーラーメン協会では、雪の中で食べるラーメンそのもののメニュー開発を進めるとともに各種イベントへの出展などを行う中で、多様な食に配慮したいと考えました。

そこで注目したのが、エシカルやSDGsにつながる『プラントベース』です。
ヴィーガンやベジタリアンなど、食への対応が求められる方々に配慮できる考え方として注目しました。
また、低カロリー(低脂質)で高ビタミンといったダイエット面はもちろんのこと、動物由来アレルゲン回避によるアレルギー対応などの健康面での意義が高く評価されています。

また、現在、東南アジアを中心としたムスリム地域から米沢を観光に訪れるお客様や、山形大学工学部・山形県立米沢栄養大学をはじめとする大学・研究機関への留学生、市内企業での技能実習生が増えており、ハラールに配慮する『ムスリムフレンドリー』も注目しました。

そこで、2023年11月15日、多様な食への対応を目指した『インバウンド対応 ヴィーガン・ハラール対応講習会』と『プラントベース・ムスリムフレンドリー スノーラーメン 新メニュー発表会』を実施しました。

ヴィーガン対応・プラントベースの講師として、県立小国高校の家庭科教諭であり、山形県置賜地域において地域活動とともにプラントベースメニューの普及やヴィーガンの方々への配慮などの推進活動をされている加藤真央先生をお迎えしました。
また、ハラール・ムスリムフレンドリーについては、当協会会長の横山昭子が講師を務め、市内事業者様ならびに市民の皆様向けに講座を提供しました。
ヴィーガン対応・プラントベースの講師を務めた加藤真央先生(県立小国高校 家庭科教諭)
ハラール・ムスリムフレンドリーの講師を務めた横山昭子(スノーラーメン協会 会長)
講習会の様子(2023年11月15日)
講習会に合わせて、開発したプラントベーススノーラーメン(開発者:cafe mamenoki 浅野剛氏)と、ムスリムフレンドリースノーラーメン (発案者:九里学園高校2年 小浦誠士さん × ブラッシュアップ 山口秀男氏(元・ラーメン店店主))の2品の試食会を開催しました。
プラントベーススノーラーメンを開発した浅野剛氏(cafe mamenoki )
プラントベーススノーラーメン(ナッツ類と豆乳をベースに味噌や昆布出汁で調味しました。チャーシューのように見えるのはお麩と豆腐)
ムスリムフレンドリースノーラーメンを発案した小浦誠司さん(九里学園高校2年)
 
参加者は市内外より60名集まり、講習会ならびに試食会は大盛況でした。

<参加者の感想(アンケートより抜粋)>
「初めて知る知識がたくさんあり、とてもよかったです!普段外国の方とは関わりがないのですが、『関わりがない、だからいいや』じゃなくて関わったときに対応できる自分でありたいと思います。」

「2種類のラーメンが美味しかったです。美味しさと驚き、さらに安心があり、地球や人に優しい新発想SDGsラーメンに感動しました。」



今後、当協会のコンセプトである「ラーメン×雪×サムライ」をベースとした各種プロモーションを進めるとともに、プラントベースメニューや食材の開発推進、ムスリムフレンドリーメニューやハラール対応を含む地元食材の開発推進を行ってまいります。

この活動を通じて、米沢での食と観光分野において、SDGs「3.すべての人に健康と福祉を 」と「10.人や国の不平等をなくそう」の達成に寄与していきます。  
 
 
 
▼「スノーラーメン(R)」とは?
 
スノーラーメン(R)とは、雪の中でラーメンを食べること。
豪雪地帯の「雪」を最大の資源として、雪を求める外国人旅行者へのエクスペリエンス(体験イベント)としてスタートしました。
キャッチフレーズは、「Do Snow Ramen!」。

スノーラーメン(R)の基本スタイルは、上杉藩の系譜を持つ米沢の文化を活かし、雪のシーズンにサムライの甲冑を着て雪の中でラーメンを食べること。
ただし、雪の中でラーメンを食べる方法は自由であるとの認識のもと、様々なスタイルで雪の中でラーメンを食べる体験をすべて「スノーラーメン(R)」を呼んでいます。

現在では、雪の中で食べておいしいラーメンや、外国人観光客が安心して食べられるラーメンの開発も手がけており、様々な分野と連携を推進しています。
「Snow Ramen」は、スノーラーメン協会の登録商標です
 
  
▼スノーラーメン協会とは?

2019年、米沢市主催「超絶まちづくり(R)ワークショップ」に参加した市内メンバーが、ワークショップ内で様々なアイデアを提案する中で、横山昭子(現:スノーラーメン協会 会長/CEO)が提案した「ラーメン×雪×サムライ」のアイデアから「スノーラーメン(R)」の原型が生まれました。

その後、主任講師のBBT大学の谷中修吾教授(現:当協会最高顧問)からアドバイスを受けて、まちづくり活動を行い、地域の振興に寄与していきたいという思いを持つ有志が集まって、2022年4月1日、スノーラーメン(R)を普及啓発するための母体として「スノーラーメン協会」が設立されました。
2020年9月、米沢市にて開催された地域創生実践塾にてパイロット版スノーラーメンがサムライに扮したメンバーにより提供された

2022年11月には「スノーラーメン(R) アイデアレシピコンテスト」「スノーラーメン(R) アイデアイラストコンテスト」を実施。受賞者とともに実際にレシピとして市内飲食店シェフ・米沢栄養大学学生によるレシピ化・ブラッシュアップを行いました。

2022年9月、開催されたアイデアレシピコンテストの募集ポスター
2022年11月、同コンテストの優秀作品に選ばれたレシピを実際に作って試食するイベントが開催された
アイデアレシピコンテスト・アイデアイラストコンテストの受賞者の皆様と協会メンバー
2023年2月、米沢の冬の一大イベント「米沢雪灯篭祭り」においてコンテスト入賞作「ヴィーガン豆乳担々麺」「米沢牛肉まんラーメン」を試験販売して300食を完売。
また、当協会甲冑パフォーマーのトリート・シューベルトさん(米沢市国際交流員)によるプロモーション活動を行いました。
左奥)米沢牛肉まんラーメン 右手前)ヴィーガン豆乳担々麺



米沢市の新たな観光コンテンツとして「スノーラーメン(R)」を確立してプロモーションしていくことで、地域の絆を深めながら米沢の魅力を国内外に発信し、観光客の増加やインバウンドの促進を目指しています。
 
 
 
▼今後の展望

食にとって重要なファクターである「食の選択の多様性」の向上を重視し、「プラントベース」「ムスリムフレンドリー」からまずは米沢に浸透させ、誰もが安心して食べることができる米沢、というブランドの創出に力を入れていきたいと思います。

市内飲食事業者様、食品関係事業者様、宿泊施設事業者様とも連携し、スノーラーメン(R)をベースとした「プラントベース」「ムスリムフレンドリー」メニューの提供拡大を目指してまいります。

また、スノーラーメン(R)を中心とした食(ラーメン)でのおもてなしと米沢の歴史(サムライ)文化と、スノーアクティビティー(雪)を複合化したパッケージの創出を行っていきます。
まずは2024年2月開催予定の「米沢雪灯篭祭り」期間中のモニターツアーの実施を計画しております。
 
 
  
▼本プレスリリースについて

本プレスリリースは、米沢市政策企画課が主催した米沢SDGsアカデミー(SDGs研修)に参画された企業・団体が実践するSDGsプロジェクトに着目し、その取組を広く発信するために米沢市政策企画課のイニシアチブで推進しています。
 
 
 
▼お問い合わせ

【「スノーラーメン(R)」「スノーラーメン協会」に関するお問い合わせ】
スノーラーメン協会((株)In-need内)
電話:0238-21-3142
メール:snowramen.yonezawa@gmail.com
WEB:https://www.facebook.com/snowramen.yonezawa

【プレスリリースに関するお問い合わせ】
米沢市企画調整部政策企画課
メール:seisaku-ka@city.yonezawa.yamagata.jp
電話:0238-22-5111(内線2702)
FAX:0238-22-0498
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2023-12-15 15:00掲載
2023-12-19 13:03更新

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