訪日富裕層 医・食・体験に的
全体の1%で消費1割 JTB、がん検査と治療/横浜銀は食・歴史を体験
JTBや三井不動産が富裕層のインバウンド(訪日外国人)需要を開拓している。がんの診断・治療や日本酒、雄大な自然体験など、「医・食・体験」に着目した旅を仕掛ける。オーバーツーリズム(観光公害)を軽減しながら、インバウンド消費の質を高める。
日本政府観光局(JNTO)によると、旅行中に現地で100万円以上支払う富裕層は、米欧豪5カ国で計4兆7000億円を消費する。一般旅行者の約9倍の経済効果が見込め...