飛驒牛、マレーシアに販路 松阪牛や鳳来牛は生産効率化
データで読む地域再生 東海
付加価値の高い和牛を生産して収益増につなげる取り組みが東海地方でも加速している。飼料価格の高騰などで畜産業の経営環境は厳しいが、為替の円安を追い風に輸出に力を入れる和牛産地が目立つ。子牛の生産効率を高める試みも活発で、畜産振興に向けた生産者の創意工夫が広がる。
岐阜県を代表するブランド牛「飛驒牛」。JA全農岐阜などでつくる「飛驒牛銘柄推進協議会」は輸出振興の一環で、海外の飲食店や小売店を認定する...
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。