小池知事の東京都は都内をイスラム教徒・LGBTQ等に配慮へ

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画像提供:東京都
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小池百合子氏が知事を務める東京都は、東京都の飲食店・宿泊施設・小売店・観光施設などがムスリム(イスラム教徒)やLGBTQに対応する取り組みを実施する。

東京都では、ムスリムやベジタリアンをはじめ、多様な文化や習慣を持つ外国人旅行者が安心して快適に滞在できる受入環境の整備を推進している。

今回は、外国人旅行者受入に必要な正しい知識やノウハウを習得し、ムスリムなどの多様な文化・習慣に配慮した外国人旅行者受入のため、観光関連事業者を対象としたアドバイザー派遣が実施されることとなった。対象となるのは、都内の飲食店60事業者、都内の宿泊施設・小売店・観光関連事業者などの60事業者となる。募集期間は、7月31日から令和6年3月15日までとなる。

派遣メニューは2タイプ、【ムスリム旅行者 受入アドバイザー派遣】【外国人旅行者 受入アドバイザー派遣】となる。

【ムスリム旅行者 受入アドバイザー派遣】では、『食の対応』『表示の最適化』『PR・集客』『接客』『スタッフ研修』が実施される。『食の対応』では「ムスリムの食習慣・制限に関する基礎」「ムスリム向けメニュー開発」「食品・食材の仕入れ」などが行われる。『表示の最適化』では「ムスリムの習慣・制限に配慮した多言語メニュー・ポリシー作成」「ムスリムに向けたピクトサインの活用方法」などが行われる。『PR・集客』では「SNS・WEBの活用法」「国内外ムスリムコミュニティへの効果的なアプローチ」「ムスリムを惹きつけるコンテンツ・イベント」などが行われる。『接客』では「ムスリムの習慣に関する基礎」「礼拝対応について」「接客におけるマナー・注意事項 」などが行われる。『スタッフ研修』では「ムスリム対応に関する調理スタッフ向けの研修」「ムスリムの接遇に関する接客スタッフ向けの研修」などが行われる。

【外国人旅行者 受入アドバイザー派遣】では、「LGBTQ対応」「ベジタリアン・ヴィーガン等のメニュー開発」「外国人の習慣・制限に配慮した多言語メニュー・ポリシー作成」「様々な文化・習慣に配慮したマナー・注意事項」などが行われる。

なお、この事業は株式会社ファーストが東京都より事業を受託して実施するものとなる。

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