岸田総理 湾岸協力理事会の事務総長と会談 外相会合定例化やFTA交渉再開で一致[2023/07/17 03:26]

 サウジアラビアを訪問中の岸田総理大臣は中東の6カ国が参加するGCC(湾岸協力理事会)のブダイウィ事務総長と会談し、日本とGCC加盟国の外相会合を定例化することで一致しました。

 岸田総理大臣:「湾岸地域は日本のエネルギー安全保障上、極めて重要な位置を占めていて、この関係をさらに拡大、そして多角化していくための具体的な協力のあり方について率直な意見交換をさせていただきたいと思っています」

 GCCはペルシャ湾岸の6カ国、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、バーレーン、オマーン、カタールクウェートで構成され、日本は原油の9割以上をGCC加盟国から輸入しています。

 会談では2009年以来、中断していた日本とGCCのFTA(自由貿易協定)の交渉を2024年中に再開することでも一致しました。

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