万博に「関西の食」を 大阪外食産業協会がパビリオン概要

大阪外食産業協会(ORA、大阪市)は3日、大阪・関西万博のパビリオン「宴〜UTAGE〜」の概要を発表した。2階建てで、1階は関西の飲食業など約50社・団体が持ち回りでテイクアウト専門のフードコートを展開する。2階は食育や食の持続可能性をテーマとし、料理教室を開いたり展示物を掲示したりする。

1階のフードコートには9つのブースを設置。常設店舗としては象印マホービンが自動機械を使ったおにぎり専門店を出す。伊藤ハム米久ホールディングスは大豆肉を使ったお好み焼き風ハンバーガーを提供する予定だ。お好み焼きの千房など地元で親しまれる有名店や菊正宗酒造なども持ち回りで店を出す。

同日、コンビニチェーンのファミリーマートが万博を記念してORAとのコラボ商品を発売することも発表した。第1弾として、ORAのメンバー企業が監修した豚骨ラーメン(598円)や焼き肉弁当(698円)など3種類の商品を4月15日から5月12日まで、近畿2府4県のファミリーマート約2600店で販売する。現時点で第3弾までの展開を計画しているという。